2月24日(木)

 この度は、食と環境とライフスイルの変容確認しながらコロナ以降の社会を見つめ今後ビジョンを考え会となりました。

ロナ禍ですので会場はリートステムGoogle meetを活しました。 ようやくリモート参加による運営が軌道に乗りつつあります。

第一部 14:00〜15:15

 宮崎 孝司(みやざき たかし) 様 代表 地域支援活動団体 こども食堂ぎふネットワーク

 

テーマ:『子ども食堂から多世代交流コミュニティ食堂へ!』 概要:子ども食堂は、貧困対策の対処療法的役割と思われているが、子どもの居場所や世代間の交流拠点など地域のインフラ的役割を担っている。その中で、食材の調達や衛生管理、食中毒やアレルギーなどのリスク管理と事故への保証など課題の存在。

 

略歴:生年月日:昭和29年3月25日生(67歳) 出身地 :神戸市 職 業 :団体役員 趣 味 :子どもたちと遊ぶ

お礼

宮崎 孝司様
代表 地域支援活動団体こども食堂ぎふネットワーク

テーマ:『子ども食堂から多世代交流コミュニティ食堂へ!』

子ども食堂は、貧困対策の対処療法的役割と思われているが、子どもの居場所や世代間の交流拠点など地域のインフラ的役割を担っている点など分かり易く、熱くご講義いただきました。

有難うございます。

その中でも食材の調達や衛生管理、食中毒やアレルギーなどのリスク管理と事故への保証など、日頃のご苦労に感謝申し上げます。
私も損害保険業界に携わった経験からイベント保険に関する様々な視点を思い出しながら拝聴させて頂きました。

この度は、CRN研究会がお世話になっている東海農政局からもWeb参加を頂くなどCRN江崎忠男顧問の足跡が繋がった貴重な時間となりました。
お金で買えない価値あるものへのこだわりからCRN研究会で勉強させて頂いている原点を思い出しました。

言うのは簡単、やるのは大変です。更にやらせるのはもっと大変です。
あいまいな責任の所在とあいまいな責任の取り方が蔓延している現代社会において責任ある大人の行動に感謝申し上げます。

お子様を亡くされたご家族の事、お味噌汁と高校生たちの事、シングルマザーの皆様の事、Lineを活用したフードバンクとの物流の事、JAのお米やお肉のフードロスへの取り組みの事、大阪の業務用冷蔵庫(株)フクシマガリレー様の1%の利益還元現物支給お取り組みの事、半導体のサプライチェーンの問題点と現状確認など

沢山のご講義を頂きました。

おかげさまで大好評の会合として終わることができ深く感謝いたします。

今後とも変わらぬご教示を賜りたくお願い申し上げます。

中根正道
CRN事務局長

第二部 15:30〜16:50

坂倉 吉則 様

千代菊株式会社 取締役会長

 

テーマ:『造り酒屋に合鴨農法や有米稲作への取り報告https://chiyogiku.co.jp/quality

 

概要: 1998 り地のアイガモ農法にる有機米栽培農家とともに「羽島験プロジェクトげました。この「羽島験プロジェクトは、農作業や酒仕込業の体ベントです。

地や太陽感じて、自然との調和や存を考え会にしていただきたいという想いで毎年開催してります。

わす酒造り 安心と信造業としての務です。造りいがしっかりとお客様にき、動をあたえ続けることで、千代菊の取りみにっていただよう邁進してまいります。

 

略歴:安土桃山時代 美濃国・竹ヶ鼻村に居を定めた坂倉は、元文三年(1738)目当主・又吉にって酒 造りを始めました。十九の中ご鎖国のわが開国求め黒船が々に来航。この過渡期にあ たる文化年間に、の代表銘柄「千代菊が代坂倉吉にり生まれました。異国船襲来という国難に って、日のいやさかを念じてのことと伝えられています。 

お礼

坂倉 吉則 様
千代菊株式会社 取締役会長

テーマ:『造り酒屋による合鴨農法や有機酒米稲作への取り組み報告』

1998 年よりアイガモ農法により有機米の農作業や酒仕込み作業の体験イベントを組み込んだ「羽島体験プロジェクト」を立ち上げられた経緯を学ばせて頂きました。単純に他の造り酒屋との差別化や新酒ブランド化を狙ったマーケット戦略ではない事が良くわかりました。地元の名士の羽島愛、竹鼻愛を感じます。
この「羽島体験プロジェクト」を通じた行政施策との連携はこれからの日本の農地活用のモデルとして再評価されていく予感がします。

有難うございます。

大地や太陽、風を感じて、自然との調和や共存を考える機会こそが教育であり道徳を育み文化を育てる事がわかりました。

おりしも食品リサイク法施行の頃より毎年継続的に開催してこられた事に大きな意味を感じます。
継続は力なりと言う言葉を歴史ある造り酒屋が実践されている事が凄いです。

十九世紀の中ごろ、鎖国のわが国に開国を求める黒船が次々に来航した頃、
この過渡期にあたる文化年間に、今の代表銘柄「千代菊」が九代坂倉又吉により生まれたと言う歴史物語は貴重な資源です。

異国船襲来という国難に当って、日本のいやさかを念じて造られた「千代菊」のブランド名に感動しました。

ダイヤモンド・プリンセス号からコロナによりリモートシステムが浸透していくこの時代の変革期にいやさかを念じて千代菊で乾杯といきたいものです。
心を酔わす酒造りの心意気が今に伝わってきます。代々繋がっている第?代-坂倉又吉襲名式が楽しみです。

安心と信頼は製造業としての責務である事も納得致しました。

アイガモ=マガモとアヒルの交配種の事、戦前の日本に8000軒あった造り酒屋も現在では1500軒となっている事、戦費と酒税についての事、お酒にかかる税金の仕組みの今と昔のズレの事、10月1日が酒の日となっている事、様々な酒米からブランド名を思考した日本酒を造られている事、地元に根ざしたイベントを企画開催されている事、地酒ブームと現状の事、アイガモが盗難にあう事、ワインと日本酒の値段と評価の事、

などについて
お話を頂きました。

沢山のご講義を頂きました。

おかげさまで大好評の会合として終わることができ深く感謝いたします。

この度のご講演を通じて故CRN江崎忠男顧問との縁を更に紡いで参りますので
今後とも変わらぬご教示を賜りたくお願い申し上げます。

中根正道
CRN事務局長

あとがき

懇親会中止

参加者8人 Web12人

合計 20人

 

1月26日に旅立たれた江崎忠男顧問のご町内の方々による持続発展社会への指針をいただけた2月度研究会でした。

 

縁を紡ぐ 人を育てる

 

麹菌による酒造りの現場と相通じるようなCRN研究会を次世代に引き渡すまで もう暫くあの世からご支援頂きますように!

 

南無阿弥陀仏 合掌

事務局長 

中根正道 社会学士

メイン会場

名古屋市市民活動推進センター

集会室

 

名古屋市中区栄三丁目18‐1

ナディアパーク

・国際デザインセンタービル 6F 

 

サブ会場

ナディアパーク内の施設

 

基本日程

毎月第4木曜日 14:00~17:00