2月度 CRN研究会報告書 佐古 猛様 静岡大学 教授

「超臨界・亜臨界流体の基礎とリサイクルへの活用」

講師  佐古 猛様 静岡大学創造科学技術大学院 教授
佐古教授は1967年に名古屋工業大学大学院をご卒業になり通産省工業技術研究所にお勤めの後静岡大学で教授をされています。ご専門は亜臨界工学分離工学などです。最近の受賞は2010年に資源循環型ものづくり協会技術賞2011年には文部科学大臣表彰、 静岡県紙パルプ技術協会技術賞を受賞されています。

◆この技術は1980年代にドイツで生まれてアメリカへ渡り日本へやってきた。
ビールのホップを作るのに使われたりコーヒーのカフェインにも使われています。
◆各種大型プラントの紹介
  ・環境では東京近辺のPCBの分解に使われています。世界最大の設備です。
  日本環境安全事業、三菱重工業株式会社が中心になってやっている。
  予定より10年くらい遅れそう。
  ・バスタブなどのリサイクル装置
  ・畜産廃棄物の分解
  ・ペットボトルのリサイクル
◆超臨界・亜臨界水の応用技術
  ・実用化から見た日本における水熱技術
  ・亜臨界水とは
  ・亜臨界水の大きな反応性
  ・静岡県のバイオマス発生量と利活用率(平成11~16年の平均)
  ・新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業(H20~22年度)
    水熱処理によるバイオマス+プラスチック混合廃棄物の粉末燃
◆これからの取り組み
   高温水の力で都市ごみを粉末燃料化
◆東日本大震災のがれき処理への応用
   がれきから生産した水熱粉末燃料・・・クリーンな石炭
◆科学技術振興機構 育成研究(H20~22年度)
   ペーパースラッジを原料とする高速・高収率バイオエタノール生産技術の開発  
   提案するセルロースの亜臨界水加水分解+酵素糖化
◆超臨界アルコールの応用技術
◆NEDO 若手グラント(H19~23年度)
   超臨界流体を用いる炭素繊維強プラスチック(CFRP)のリサイクル技術の開   発
たくさんの技術を具体的な事例を加えながらご説明いただけました。
なかなかこれだけでは理解出来ないことが多いと思います。
質問などは佐古 猛様 静岡大学 教授へ直接お問い合わせください。
佐古 猛様 静岡大学 教授
   ttsako*ipc.shizuoka.ac.jp
   053-478-1165

事務局  川 崎  修